社会人になる前に買っておきたいアイテム
学生時代と異なり、社会人になったからには世間からは一人の大人として見られます。
成人をしていたとしても学生のうちは親の収入により生活をしているので、フォーマルな場面においては主な責任は親というふうに見られます。
しかし就職をして自活をするようになったなら、自分の行動の責任は自分で取ることになります。
社会常識を知らずに無礼な振る舞いをしてしまったり、TPOに合わない言動をしてしまったりといったときには、その責任では親ではなく自分のものになります。
ですので就職をするということは単にお金を稼ぐことができるようになるということだけでなく、社会人としてあるべき振る舞いができるようになるということと言えます。
まず社会人らしい振る舞いに欠かせないのが服装です。
就職活動をする時にはリクルートスーツを着用しますが、フォーマルな場ではきちんと礼儀に沿った服装をすることが必要になります。
スーツの正しい着方は就職活動中に教えてもらうことと思いますが、場面によって使い分けができるように就職をしたら2着くらいは揃えておいておきたいところです。
また腕時計や名刺入れ、印鑑といったアイテムは社会生活を送る上で必要になってくるので、早めに買い揃えておくようにしましょう。
特に印鑑については公的な契約に用いられる「実印」用のしっかりしたものを早めに用意しておくと大変便利です。
お金の管理も自分の責任で
もう一つ社会人になる前に用意しておきたいのがお金の管理のためのアイテムです。
具体的には「銀行口座」「クレジットカード」といったものです。
既に親の持つクレジットカードの親子カードを所有しているという人もいるかもしれませんが、新社会人になることで自分名義のカードを作ることが可能になります。
クレジッドカードを持つことでお金の使いみちがぐっと広がる反面で、安易にローンを組むことができたり、キャッシングを利用することができたりということが起こります。
「クレジットカードは危ないから作りたくない」という人もいるかもしれませんが、既に携帯電話の料金や公共料金などの多くはクレジットカード払いが基本になっているので、全くないまま生活をするのは非常に不便です。
不安な場合は銀行系のカードでキャッシングを付けないカードにするなど、お金の管理がしやすいものを選ぶようにしましょう。
また自分名義の銀行口座も就職をする前に必ず作っておきたいものです。
最近は給与振込口座を特定の銀行に指定する会社も少なくなっているので、自分の生活スタイルにあった銀行を調べて口座を開設してみましょう。
銀行口座は管理方法によりひとつではなく複数に分けるという方法もあります。