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誰とでも気軽に話せる会話のコツ

初対面の人と打ち解ける魔法の会話術

握手
営業として勤務をするようになった新人社員にとって悩ましいのが初対面の人との会話です。
営業以外の仕事でも初めて会った人と会話をしなくてはいけない機会というのは頻繁にありますので、社会人として常識的な範囲で会話ができる能力を身につける必要があります。

会話があまり得意でない人の場合、最初の挨拶こそ無難にすますことができてもその後に言葉を続けることができず、気まずい沈黙ができてしまったりします。

もっとも沈黙が完全に悪いというわけではなく、相手によっては無駄話をするよりも黙って待っていた方が嬉しいということもあるのでそのあたりは相手の様子を見ながら判断していくようにしましょう。

ただ仮に会話があまり好きでないという人であっても、持ちかけ方によっては心を開いてくれるチャンスにもなりますので会話が盛り上がらないからとあっさり諦めるのではなく積極的に話しかけていってもらいたいところです。

会話を盛り上げるときのコツとしては、自分の話をしようとするのではなく相手の話を聞き出すということが挙げられます。

普段からトーク力に自信がある人ほど、ついつい自分のことばかりを話そうとしてしまうものですが、初対面の人の場合そうした方法で好感度を持ってもらえることはまず滅多にありません。

むしろ聞き役に回るということが好感度を上げるために大切となるので、上手に話を誘導してあげるようにしましょう。

聞き役というと損な役回りのように思えるかもしれませんが、逆に聞き役ならば無理に面白いことを言う必要もありませんのでより簡単に相手との距離を縮めることができます。

相手との共通点を見つけたら8割は成功

初対面の人との会話でまず大切になるのが共通点の発見です。
ある意味何らかの共通点を発見することができれば、それで会話は8割成功したようなものです。

よくあるキャバクラトークとして、まず最初にお客さんの家の場所を聞いてすぐに「ちか~い!」と詰める方法がありますが、それなどまさに相手との心理的距離感を近づける古典的な手法と言えます。

そこまで極端でなくても、例えば共通の趣味があることがわかればそこから一気に会話を膨らませていくことができます。

女性が初対面の男性と話をする場合、向こうから服装や髪型を褒められるということもあるでしょう。
そうした時には過度に謙遜をするよりも一度「ありがとうございます」と受け止めて受け流すという方法がおすすめです。

最もよくないのが相手が話そうとしているタイミングでかぶせるようにして自分の話をするということです。
相手の質問の意図が途中でわかったとしても、相手の言葉を遮るようなことはせずにワンテンポ置いてから自分の回答をしましょう。