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意識の切り替えが大切!学生と社会人の違いとは?

学生気分のままでいてはいけないシーンとは

叱責される
新社会人になって1~2年位は、まだまだ学生気分が抜けずどこかふわふわとした雰囲気があるものです。
ですが気持ちはいつまでも若いつもりであったとしても、世間的には社会人になったからにはきちんと負うべき責任感が求められます。

極端な例かもしれませんが、新卒で入った若手の中には採用面接に親がついてきたり、授業参観ならぬ職場参観としてしょっちゅう様子を見に訪れる親がいるといいます。

その場合学生よりも親に問題があるかもしれませんが、学生本人に「自分は自立した一人の社会人である」という自覚があればそうしたことは起こらないのではないかと思います。

まず社会人になって最初に頭に入れるべきこととして、「仕事に対して報酬を受け取るからには、与えられた業務を遂行する義務がある」ということです。

よく「プロ」と「アマチュア」の違いとして説明をされますが、「アマチュア」というのはあくまでも趣味として行っている人のことであり、取り組むことを完成させるかどうかは自分次第です。

しかし「プロ」というのはそれを行うことで報酬を継続的に受ける人であるため、飽きたからやめる、面倒くさくなったからやめるといったことは通用しません。

これはなにもブラック企業のようなところで命がけで働けという意味ではなく、給与を受け取るからにはそれをベストな形で提出できるように配慮をする必要があるということです。

具体的には自分には無理だと思える部分があるなら問題が大きくなる前に上司や周囲に相談をしたり、日々の業務のパフォーマンスを維持するために体調管理をするといったようなことです。

一旦自分が引き受けたなら、それをどうにかして完遂させるということを全力で考えることが社会人としてのあるべき姿
です。

100点満点を目指さなくてもよい

また学生時代の自分に対する評価というのは、テストで判明する点数が全てです。
どれだけ偏差値の高い学校に入学をしたかや、成績表にいくつAがついているかということが学生時代の自分の価値ということになりますが、社会人ではそうした明確な基準はありません。

営業職の場合などは売上や販売数といった数字で成績が明確にされることもありますが、経理や人事など間接部門は直接売上に関係をしないわけですので、誰が一番優秀であるかの評価は客観的に明らかにされることはありません。

ですので学生時代と同じ感覚で100点満点の完璧を目指そうというのは社会人では無理な話です。
むしろ他の人と同じフィールドで競うのではなく、自分の得意分野は何かということを把握してその能力を上手に活かしていくという能力が必要になってきます。